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常に、ものづくりのこだわりを追求し続ける姿勢。

「和」の美が結集する歴史と伝統の町・京都で昭和22年(1947年)に創業した西田染工株式会社は、同35年(1960年)に株式会社として新しい歴史を刻み始めました。以来、半世紀以上にわたり和装、そして洋装や日用品などの多様な生地を職人の手捺染で一枚一枚、美しく彩りつづけてまいりました。
生地の特性に合わせ、デザインに忠実な発色のために染料の配分に徹底してこだわり、細かい部分まで鮮やかにムラなく染め上げる西田染工の熟練の技術力は、国内・海外の大手アパレルメーカーのお客さまに高く評価いただいています。

また、西田染工は染色技術の向上と新しい技術開発への挑戦を怠らず、近年では手捺染とセミオート捺染の技術を組み合わせ、長年培った和装手捺染の技術を生かして、洋装や日用品のあらゆる素材の生地のプリントに応用しました。従来のアナログプリントである手捺染や半自動捺染機、無地シゴキ機を使用した2種類以上の染色技法を組み合わせた複合捺染加工を駆使して、色の深みやエッジの効いたシャープな柄表現、そして伝統染色技法グラデーション染め縦ぼかしをはじめとして、デジタルプリントでは実現できない表現が生まれます。

手捺染の技術とセミオート捺染機が実現する繊細な表現。

セミオート捺染機の導入により、職人による手捺染の繊細さを継承しながら新しいタイプの多様なニーズにも柔軟に対応することができます。例えば、シルクとポリエステルといった特性が全く異なる生地への捺染に広く対応しています。国内では対応できる工場が限られる難しい素材へのプリントについてもお気軽にお問い合わせください。可能な限り対応できる方法をご提案いたします。

お客さまのご要望に応じて、複合捺染技術を駆使した高度で複雑なデザイン表現を仕上げることも可能です。世界的なファッションブランドの依頼を受け、パリ・コレクションに出展するための難易度の高い素材とデザイン、そして厳しい納期に私たちの培った経験や知識と染色技術でお応えしたことも少なくありません。世界最高峰の舞台で要求されるクォリティ要件に応えたプロの職人魂、そして伝統を受け継ぐ手捺染の技術で美しい高品質のプリントを実現いたします。
お客さまの望まれるものを、きっちりと仕上げる ― それが西田染工の矜持です。